【15】冬休み、旅行の報告!

遅くなりましたがこの場で冬休みの旅行の報告デース☆

期間:2013.1.13〜2.1
費用:秘密!(もちろん、旅行中は節約した)
ルート:大連・旅順(遼寧省)→丹東→瀋陽ハルビン黒龍江省)→泰山(山東省)→済南→曲阜→青島の計9都市

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1月13日、広州から飛行機で無錫を経由し、大連へ。

@星海広場
大連は広場が多い都市。街には日本人街やロシア人街が残り、ゴミのポイ捨ても少なく清潔な印象を受けた!北の人はすごく温かいという感じ。餃子がとにかくうまい!南にはない餃子の味!中国の東北地方は満州時代の歴史の関係で反日の方もちらほら。しかし、大連には日系企業が既に数多く進出していて特に問題なし。日本料理にも気軽にありつけるし、ローソンもたくさん。大連を留学先に選び大連を大好きなって帰国していく留学生の気持ちは分かる気がする。

大連からツアーで1日だけ旅順へ。旅順も戦争の関係で外国人には開放が制限されてきたところだったみたいだけど、現在は徐々に解放されてきているようです。ツアー参加者は僕たち日本人2人以外に中国人が6人。最初、誰も僕らが日本人だと気付かずに、たまたま尖閣諸島に関しての話題が上る。上海から来たという年配女性は、この前上海で中国語が分からない日本人観光客を見かけたので悪口言ってやった、と言っていた。こんな滑稽な中国人が居たのか…と感動。その後、僕ら2人が日本人だとバラす。その年配女性は、「釣魚島は中国のものか?日本のものか?」「私たち民間の交流は友好的だよね」と…説得力ゼロ。口にはしないが「あなたのような中国人がいるからダメなんでしょう…」と。まぁ、今となってはこれは笑い話ですね。

大連からバスに乗って5時間!北朝鮮に面する街、丹東へ!この写真は虎山長城という万里の長城最東端の観光地です!雪景色がたまりませんでした!銀世界!!
市内は、思っていたよりも発展している。交通も相当便利!大連からも瀋陽からも。ただ都会ではないので老人や子どもが比較的多い都市ではある。若者(美人)がいなくて残念でした!

20m程先?この川の向こうがもう北朝鮮!なんか感動しました!向こう岸で銃を持って警備をしている人も見かけました。ちなみに丹東市内には中国人向けの北朝鮮4日間のツアー旅行などの看板が立っています。看板で思い出した!看板には中国語の次に朝鮮語が表記されています。というのも、中国56の民族のうちの一つ、朝鮮族がこのあたりには多いからですね。この旅行ですごく興奮した場所でした!丹東は本当にオススメ!もう1回行きたいくらい!!

丹東からは火車瀋陽へ。
瀋陽は歴史絡みのものが多く、歴史に関する知識に乏しい自分は面白く感じなかった。ただ、9月18日の中国の国恥記念日に由来する柳条湖事件に関する記念館には脚を運んできました。南京の大虐殺記念館の雰囲気に似たものがあった。

瀋陽からハルビンまでも火車での移動。

これが有名な雪まつり!すべて氷で作られています!!入場料300元は正直痛手だったけど、ここ行かなきゃなにしにハルビン行ったの?なので入りましたとも!気温はこの時期ではまだマシで−25℃程度までしか下がりませんでした。でも、足から感覚が奪われていきました。もちろん、靴は防寒のものでヒートテックの靴下、普通の靴下、足裏用のカイロを装着しての結果がこの有様。なかなか大変でした。

ハルビンから火車に乗って16時間、泰山ふもとの泰安市に到着。

到着の日は友達との再会を楽しむ。翌日、泰山登頂。4時間半登って頂上の1545mへ。景色で言えば、やはり安徽省黄山には叶わない。しかし、泰山は景色だけでなく文化的、宗教的にも大切にされている中国有数の山だそうで。

その翌日は泰安からバスで山東省都の済南へ日帰り旅行。

その翌日はバスで曲阜へ。曲阜は孔子の故郷として中国でも有名な街。

写真は孔子を祀るために立てられたもの。正直、孔子に詳しくないと、大好きじゃないとこの街は楽しくないかもしれない…というのが率直な感想。観光地付近には大きなスーパーもなく、レストランも限られていて少し不便を感じた2日間。

最後は少し贅沢に高速鉄道で青島へ!写真は青島で有名なビール工場の一枚。
高速鉄道では、中国の正月に向けた帰省ラッシュの影響で普段は高速鉄道を利用しないであろう客層も乗車。そのため、僕の隣に座っていた中国人は実に残念だった。ひまわりの種は地面に捨てるし、自分勝手だし…少しイライラ。まぁ、仕方ないけど。
曲阜あたりから毎日、外は霧に覆われていて中国の空気汚染が本当にひどいものだと実感。高速鉄道の車窓の景色も真っ白でひどいものだった。青島に到着後も本来は綺麗な景色のはずが全て霧で台無しに…。もっと空気のマシな夏に行くべきだったかもしれません。もともと青島は避暑地として観光客が多いらしいので。
ビール工場の見学はすごく楽しかった。日本が管理していた時期もあったんだ…と初めて知った!


この旅行、もちろん総じて楽しかったのだけど、それもこれも共に旅した日本人の友達のおかげ!というのも、この旅行中大きく2回ほど体調を崩したので…。本当に1人だったら辛かったろうな、と思う。ありがとう。今この場で感謝したい。

う…疲れた!ここまで!!