【春节】新年快乐!留学を3週間後に控えて…

 お久しぶりです!!
 今はちょうど2011年度後期課程の期末試験に追われております。
しかーし!中国留学に期待しすぎて、試験どころじゃなく、全くモチベーションを学校の試験に向けられていないのが残念な感じです…

 さて、このブログは中国に行ってから本格的に更新していきたいと考えています、出来れば1週間に1回更新したいです!!(ちなみに2月13日、広州に発つことになりました。)

最近、中国に対する関心ごとを箇条書きしていきたいと思います!!


■1月23日、中国の新年
 今日、1月23日は旧暦の正月ということで、中国では「春節」とよばれるお正月!!中国人は、2011年から2012年への変わり目ではなく、今日からが2012年といった感覚です。だから日本人の感覚とは全く違うわけです。ここで言いたいのは、「春節」がどういった風習なのか、ということではありません。春節の説明については、リンク貼っておきますね⇒⇒http://www.insightchina.jp/newscns/2011/01/26/13584/?page=1

 そんな春節に僕は中国人の結びつきの強さを改めて考えさせられました。中国では「関係(グワンシ)」という日本とはまた違った人と人との結びつきがあります。

関係(グワンシ) 中国人との関係のつくりかた

関係(グワンシ) 中国人との関係のつくりかた

 ものすごく大雑把に言えば、中国人は個人主義で、自分を中心に身近な(親密度の高い)人間関係から「自己人⇒熟人⇒外人」と評されます。
 中国人は、自己人からのお願いは基本的には絶対です。何が何でもそのお願いを聞きいれます。逆に、その恩を返したりもします。とにかく面子(メンツ)をつぶさないよう、相手をたてます。汚い話でいえば、裏口入学とかもこの関係をうまく利用した産物といえると思います。ものすごく大雑把でごめんなさい。(鵜呑みしないでくださいw)
 そこで僕が今日の春節に感じたことは、家族(自己人)との結びつきです。僕なら来年から中国行ったとしても、正月にわざわざ日本に帰国をして家族と一緒に正月を過ごしたいとは思わないでしょう。そんな若者が増えているように感じます。せめて連絡はするかもしれませんが…(これは僕の完全な主観なので!!)
 そんな中、僕の周りの中国人留学生は、春節は家族や家族以外の大切な友達(自己人に値する人たち)を想い、国際電話をしたり、Skypeで連絡をとった人が多いのではないでしょうか。僕の周りの友人には、多かったように思います。そして、ちょっとホームシックになってた留学生も多いことと思ってます。
 今日、日が変わった瞬間は、春晩(中国の紅白歌合戦のような番組)を観ながら、世界中に散らばる中国人が電話回線でネット回線で一斉に中国の各地と繋がるような、そんなイメージが脳裏によぎったんです(笑)
 中国人の行動心理とかそんなんは置いといて、この関係を大事にしてほしいなーと思うわけです。そして、僕も親にきちんと連絡してあげなくちゃなーと思うわけです。こういう意味で、「中国には一種のノスタルジア」があるのかもしれませんね。


■中国からの観光客
 この春節に伴う中国人の大移動は、31億人に及びます!笑(帰省や観光のため)
ホント規模が違いすぎて面白いよね♪
 そして、この移動の一部が日本への観光客として来てくれます。今日も朝からニュースで取り上げられてましたが、やはり中国人の日本へのインバウンドや震災後の観光客の回復には期待してるし、中国人観光客は日本経済の活性化には必須なんだろうね。DHCのコスメや化粧品、炊飯器などの人気は依然として高いようで、お土産としてドラッグストアや電器屋で買っていくそうです。ちなみに中国には「ドラッグストア」というものが無いそうで、日本のドラッグストアでは、化粧品や健康食品、シャンプーなどの日用品が比較的安価で手に入るため、中国人観光客がお土産を買う場所になっています。
 また、報道の中のインタビューで「お金持ちじゃないよー」と答える人が多いことからも中流階級が増えてきたんだなー、とひしひしと感じます。これに関しては日本に来てる留学生に聞いても言えることでしょう。お金持ちとは言わないけれど、日本に留学に来ている時点で裕福と言えます。(日本の物価は中国の5倍といわれることがあります。)
 印象としては、中国人の訪日目的に「買い物」は必須みたいです。そして、2010年(?)かのデータによれば、訪日中国人の8割が「初」来日だそうです。是非中国人がもっと日本の魅力を知りたいと思わせるような、リピーターを取り込む戦略が必要だね!それにしても、案外日本が旅行先で人気ということが分かった報道で少し嬉しかった♪



■中国、アフリカ侵略!?

 中国の人民元がアフリカ、ジンバブエの新通貨になるとのニュースを見て、少しぞっとしました!中国のアフリカへの戦略は、携帯電話市場(⇒http://wirelesswire.jp/Global_Trendline/201101201800.html)や南スーダンの油田問題にも見られるように、着実に歩みを進めています。そんな中国に対して、「抜かりないなー」というのが正直な感想です。
 中国人は上にも述べたように、関係がすごいです。愛国心もすごいです。中国人は世界に散らばっても春節には故郷を想い、連絡を取り合います。今後、アフリカにもどんどん中国人が居住し始め、その力を発揮するのではないか、そう考えています。というか、そうなると思います。そういう意味で、中国人はとてもたくましく図太い人種のような、そんなふうにも感じました。別に悪く言ってるわけじゃないので!!


■2012年は転換期!?
 2012年は、日中国交正常化から40周年ということで、僕は最高の年に留学できると思っています。中国の国家主席胡錦濤さんから習近平さんに変わるといわれていますが、日中友好に進むのか…!?!?とにかく、大変注目の1年に中国で、外から日本が見れることに興奮しているんです!!
 僕は、大学に入学してから日中学生交流団体freebirdに所属しています。日中友好に対する思いは、人一倍強いと思っています。でも、freebirdのメンバーとして関西地区で、あるいは関東・関西・上海で協力して日中交流イベントを作ったところで、やはり集まる参加者は、「日本、中国に関心がある人たち」なんです。もちろん、それが無意味なわけではありません。その参加者を通して、2次的でも3次的でも日中友好、相互理解が進めばいいなと思ってイベントをやってるわけです。
 しかし、日中両国に対して、嫌い、無関心と思っている人たちを変えることに本当の日中交流があるとメンバー一同想っています。僕は、留学中にそんな日中交流を実現したい…!!例えば、広州に留学中に中国人のおばちゃんが経営する行きつけのお店ができるとする。そこのおばちゃんと中国語で会話して、こんな日本人もいるんだなー、とか僕の知る日本の良いところを教えてあげる、これが小さいながらも1番直接的な日中交流だと感じているので、是非実現してきたいと思っている!!


いま、中国での留学生活のイメージや日中友好への想いをメラメラと心で燃やしています。絶対に有意義な留学生活にしてやる。その一心です。

長々と書きましたが、これからもこのブログ、よろしくお願いします♪