【8】日中間の歴史認識問題−koba’s memo

激動の2012年。
折角の機会だし、普段中国人との会話の中で触れがたい「歴史に関する問題」について、ここに書き残しておきたい。
※あくまで僕個人の考えをまとめるために書くものです。

この夏以降、大きな動きとして…ぱっと思いつくのが、?9月の中国各地での反日デモ、?11月8日?の第18回人民大、?12月13日の南京大虐殺から75周年の式典、?衆議院選挙

日本政府が尖閣諸島(中国名:釣魚島)の国有化を決定、宣言したのを皮切りに、日中関係が急速に緊張化、柳条湖事件から81年の9月18日をピークに中国各地で反日デモが発生。僕自身も広州にいてその緊張感を身を持って感じた。ある日、中国人の友達と遊びに行って日本語で会話をしていたら道行くおじさんが2人ほど物凄い形相でこちらを睨みつけてきた……また、地下鉄の中で日本語を喋った時の緊迫感…(之に関しては、少し自分が過剰に意識しすぎていたのかもしれないけど視線が冷たく感じた)

もちろん、このデモ隊の中にはお祭り騒ぎのように紛れ込んでいる中国人も居るには居る。実際、「釣魚島は中国のもの!蒼井空は世界のもの!」と謳ったプラカードをあげて行進している男を発見した。

このような野次馬はたくさん。
日本製品排斥」を謳うプラカードがある一方、CanonやNiconなどの日本ブランドのカメラを片手に写真を撮る野次馬もたくさん。

日系のJUSCOは自主規制…
この日は店が空いてなかった…
近くの寿司屋さんも休業。
まぁ、実際、湖南省の長沙に進出している平和堂なんかは被害を被ったそうなので当然の措置かと。

以前から日本政府は「尖閣諸島は日本のもの」、中国政府は「釣魚島は中国のもの」ってお互いが主張してるのに、なぜここまで事態が発展したのか…
日本政府の中国側に対する説明不足?
それとも、中国政府に黒幕がいる?


※次のブログでは『南京大虐殺』についてメモしておこうと思う。