【2】アモイ一人旅

こんばんは。
4月4日は清明節のため、中山大学の留学生は31日から4日まで5連休。ということで、僕は31日から3日まで、福建省にある厦門(アモイ)に旅行へ行って来ました。
今日は、その厦門での旅行を写真と共に紹介したいと思います。


まずは、1日目(3月31日)。飛行機が7:45発だったため、タクシーでしか行くすべがなく、お金は惜しかったけど、大学前から空港までタクシーで120元。とくに何の問題もなく飛行機乗れました。
4:50起床、5:00に部屋をあとにして、マクド朝マックをテイクアウトしたあと、5:15にタクシーに乗り込みました。空港についたのは、5:55頃。まぁ、早く着きすぎました。


厦門まで飛行機で1時間。(電車なら14時間、バスなら8時間)です。
ホントは電車で行ってみたかったんだけど、ベッド付きのチケットが既に売り切れでね…。バスは学校の先生に安全性に欠けると言われたので、断念しました。
空港からは、節約のためバスを乗り継いでホテルへ。アモイ市内のバスは1元で乗れます!広州は2元かな。
ホテルは、交通も便利で、部屋も広く、きれいで最高!費用は1日目と2日目が128元/日、3日目だけが150元くらいだったかな。初めての一人旅なので、ちょっと安すぎるのもどうかなーと思ってこの値段です…
ホテルの従業員さんはとても優しくて、中国語がつたない自分にも丁寧に色々教えてくれました!


1日目の観光地は、厦門大学と南普陀寺。
厦門大学行ってんけど、普通に帰ったんじゃおもしろくないよなーと思って、道聞きながら頑張って留学生寮と留学生が授業受ける棟を発見!
そこですかさず中に潜入!!
1人のインドネシア人を発見!
僕、今日広州からこの大学に来て、今日本人留学生探してるんだけど、誰か知らない?って…
まぁ、ちょっと危ない人ですよね。。。
とまぁ、そんな感じで写真の男の子紹介してもらい、3日目の夜は彼とその友人と4人で晩ごはんへ行きました!旅での出会いは楽しいもんです。


2日目!
この日は朝から厦門から船に乗って1時間のところにある、金門島まで行って来ました。
この島は台湾領ということで表記も全て簡体字ではなく繁体字、雰囲気も中国本土とは大きく違います。ちなみに厦門は台湾に近いこともあって厦門の島自体は、北京や上海とはまた雰囲気が違うかもしれません。
金門島へ行くまでの船で金門島出身のおっちゃんといろいろ話したり、このタクシーの運転手さんは船の港でこれからどこ行こうか悩んでいた僕を観光地を案内したあと
市街地まで連れていってくれました。もちろん、相応のお金は払ったけどね!
本当にこのへんの人は外の人に対して温かい!


3日目!
この日は中国人向けの旅行ツアーに同行して客家が住む土楼群へ行って来ました。
朝、ホテルまで迎えに来てくれるはずが来ず…運転手から電話がかかってきたが、この僕が聞き取れるはずもなく、結局メールで対応してくれて、タクシーで別のホテルまで移動してやっとの思いで観光バスに乗れました。
まぁ、正直パニックよね!もう僕を置いて先にツアー行ってくれていいですからー…って感じ。朝からホンマに萎えた!疲れた!
で、バスの中で爆睡するつもりがそうもいかんのよ…
中国の観光バス、怖いです。日本よりも死ぬ確率は格段に高いと思われます。このツアー中に観光バスが1台軽く事故ってた。フロントガラスにヒビが入る程度の事故です。遠目に見ただけなので詳細は知らんけど。ホントに他人事ではないです。みなさんも参加するときはそれなりの覚悟を…。まぁ、カーチェイスか!とツッコみたくなるようなスピードとクラクションの嵐!10秒に1回は鳴らすよね!プップー


ツアー中、ガイドの中国語はほとんど聞き取れませんでしたが、日本人に興味を示したのか、いろんな人がちょこちょこ話しかけてくれました!
你好(ニーハオ)って日本語でなんて言うの?とかどこの学生?とか…
まぁ、それなりにコミュニケーションが取れて、なかなか楽しかったです!
ただ客家の文化は皆無なので、ただただ土で作られた住居に感嘆するばかりでした。。。


これ、内部の写真です。
中は宿泊施設になっているようです。
もちろん、周りではこの建物に住んで生活している人たちもいます!


無事、土楼から生きて帰還した私は、ホテルの従業員さんとお話!笑
このホテルは、マンションの跡を改装して使ってるようなところで、どっちかっていうと管理人さんって感じかな。
すごく明るくて優しい方でした。91年生まれだってさ…w もしかしたら日本で言うと同学年かもしれん…。そんな彼女の仕事ぶりをおしゃべりしながら見てたのですが、しっかりしてるなーと思って終始感心してました。そして、ちゃっかりQQ(Skypeみたいなもん)の番号いただきました!笑
そして、僕はこのホテルをネットで予約したんだけど、コメント(評価)を書いてくれないか?とお願いされました。中国ではしばしば他人の口コミを重視します。そのことを中国人も熟知しているし、実際に口コミは中国市場においてすごく大事。ということで、僕も仲良くしていただいたお礼という意味も込めて、口コミに貢献したいと思います。
あと、中国人は仕事中に普通にQQやSNSで遊びます!笑
別に中国では何らおかしいことではありません。
彼女も仕事中にお客さんの対応しながらPCの画面にはQQが…みたいな感じ。
「日本人は残業が好き、すごく真面目で、仕事中にSNSを使うことは許されない」
彼女はそんなイメージを日本の労働に対して持っていました。僕は働いたことないから分からないけど、あながち間違いでもないと思うから否定はしなかった。
そうして、深夜1時までつたない中国語を駆使しながらおしゃべりしてましたw


そして、厦門といえば、モスバーガーが進出していることで有名です。
モスバーガーがアジア最大市場に再挑戦、中国に1号店をオープンへ。 | Narinari.com
現在、厦門には12店舗のモスバーガーがあるそうです。
僕も日本で大好きだったので海鮮かき揚げを頼んでみたのですが、残念ながら日本と比べると美味しいとは言えなかった。
中のかき揚げは美味しいけど、周りのライスバーガーのライスに含まれる水分が多かった。もう少し管理を徹底させなくちゃいけないんじゃないかなー。


4日目!
この日は15:45の飛行機で広州に帰るということで、朝からコロンス島(厦門の最大の観光スポットといっても過言ではない)というところへ行きました。
清明節も近くなり、ますます人は多く大変でした!
僕からみて中国人はホントにせっかちな人だし、国際感覚ないなーみたいな人はたくさんいるんです。
たとえば、厦門からこの島へ移動するために乗る船を待つ時だってそうです。我先にと入口に向かって押しのけて行く人や後ろでのんびり行く人、「ゆっくりゆっくりー」と周りに注意を促しながら前で押しのけていく人を笑う人、さまざまいます。僕からすればその状況全てが面白くて新鮮でした。


最後に厦門の空港でのトラブルを紹介…
厦門の空港に早く着いてしまったので、カフェでWifiでもつなぎながら一息つこうかと思って入ったはいいが、結局上のメニューを頼むことになり、159元も費やしてしまいました…涙
【失敗1】→〔tang〕の発音
僕はアメリカンコーヒーを頼んで、砂糖が欲しい!って言いたくて注文時に「有没有tang?」って尋ねたら。。。汤tang1(スープ)が出てきちゃったんだよね…
糖(砂糖)は、tang2で発音が違うんですね…
【失敗2】→milk...
僕はコーヒーに入れるためのミルクがあるかどうか聞いただけだったのに、なんか知らんけどコーヒーとは別に牛乳を持ってくるではないか…
これはもはや策略かと思ったね…
外国人であることを良い事に…笑
しかも、それ牛乳じゃなくて領収書見たら木瓜牛奶(パパイヤミルク)って書いてあったんだよね!しかもこれが58元!
まぁ、痛すぎる失敗2つでした。


今回、こうして初めて1人旅行ってきたわけですが、休みたいときに休んで、自由気ままでいいもんです。僕みたいに中国語つたない奴が一人で旅行して、実際自分は小心者ですごく不安だった。そんな状況下でホテルの管理人さんとの出会い、船の中での出会いがある。これは友達と旅行するときには味わえない感動だと思います。ホテルについていきなり管理人さんのような人に出会えて幸先もよく、これって一生忘れない宝物ですよ。
ただ観光地で自撮りという痛すぎる行為だけはまだ慣れません。もうちょっと精神的に強くならねば…笑
そして、何よりも中国各地でいろんな人と交流していくべく、もっと中国語を磨かねば…とまた別の動機が僕を駆り立てています!
さぁ、明日からの授業、気を引き締めて臨もう。